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かほく市の人口推移はどう変化した?世帯数の最新動向もわかりやすく解説

かほく市

岡部 功大

筆者 岡部 功大

代表(宅地建物取引士)
不動産業界に携わって10年以上!
金沢市の不動産市場を把握し、お客様に分かりやすい査定価格のご提案をしています。


かほく市の人口推移や世帯数の変化は、これからの暮らし方や住まい選びを考えるうえで、欠かせない判断材料です。
ただ、人が増えているのか減っているのか、世帯数はどう変わってきたのかを、公的なデータだけを追いかけて理解するのは意外と大変です。
そこで今回は、国勢調査や住民基本台帳などの統計をもとに、かほく市の人口と世帯数の動きをやさしく整理してお伝えします。
現在の状況だけでなく、平成以降の推移や将来の見通しまで確認しながら、今後この地域で暮らす際に知っておきたいポイントを一緒に見ていきましょう。

かほく市の人口と世帯数の最新状況

かほく市の人口は、住民基本台帳による令和7年3月31日現在で36,231人、世帯数は14,575世帯となっています。
この数値から単純に割り戻すと、1世帯あたりの人員はおおむね2.5人前後とみることができます。
市内の総人口規模としては中程度ですが、周辺地域の中では比較的安定した人口を維持していることがうかがえます。
まずは、こうした最新の基礎データを押さえておくことが、人口動向を理解するうえでの出発点になります。

統計データの中でも、令和2年国勢調査と住民基本台帳による数値を比較すると、かほく市の状況がより明確になります。
令和2年国勢調査では人口34,889人、世帯数12,528世帯、1世帯あたり人員2.78人とされており、その後の住民基本台帳ベースの推計では人口・世帯数ともに増加傾向です。
さらに、市が公表する「統計でみるかほく市」では、令和2年から令和5年にかけて人口が35,574人から35,940人へ、世帯数が13,365世帯から14,151世帯へ増えていることが示されています。
このように、公的統計を組み合わせてみると、直近数年の変化を具体的な数値として把握できます。

近年の推移を見ると、かほく市の人口は大きく減少することなく、やや横ばいに近い微増傾向で推移していることが特徴です。
一方で世帯数については、国勢調査や住民基本台帳のデータから、令和2年以降も着実に増加している様子が読み取れます。
その結果として、1世帯あたりの人員は少しずつ小さくなっており、核家族化や少人数世帯の増加が進んでいると考えられます。
今後の人口・住宅需要を考える際には、単に総人口だけでなく、このような世帯構成の変化にも目を向けることが重要です。

区分 人口・世帯の状況 主な特徴
最新人口 約3万6千人規模 近年は横ばい傾向
最新世帯数 約1万4千世帯 緩やかな増加基調
1世帯人員 約2.5人前後 少人数世帯の拡大

国勢調査から見るかほく市の人口推移

かほく市の人口推移を長い期間で見るには、各時点の国勢調査結果を確認することが大切です。
平成以降の国勢調査では、平成12年の市制施行前後から一時的な増加を経て、その後はおおむね横ばいに近い緩やかな変化となっています。
直近では平成27年から令和2年にかけて、かほく市の人口は約3%増加しており、同じ期間に減少している自治体が多い中で特徴的な動きといえます。
このように、国勢調査の時系列をたどることで、かほく市の人口が緩やかな増加基調にあることが分かります。

かほく市の国勢調査人口を詳しく見ると、平成12年から平成22年頃までは合併後の人口規模が定着する時期で、大きな増減はみられませんでした。
一方で、平成27年から令和2年にかけては、かほく市の人口が34,219人から34,911人へと692人増加しており、増加率は3.02%となっています。
同じ期間に石川県全体の人口が減少している中で、かほく市は国勢調査ベースでも増加側に位置している点が注目されます。
この背景には、生活環境の整備や子育て世代の転入など、居住選好の高まりが影響していると考えられます。

国勢調査の年代別人口構成に着目すると、かほく市では年少人口、生産年齢人口、高齢人口のバランスにも特徴があります。
石川県の年齢別推計人口によると、かほく市の令和6年時点の年少人口割合は14.0%で、平成26年の13.9%と比べてほぼ横ばいとなっています。
一方、生産年齢人口の割合は58.1%から57.0%へわずかに低下し、高齢人口の割合は28.0%から29.0%へ上昇しており、全体としては緩やかな少子高齢化の流れが読み取れます。
ただし年少人口の割合が県平均より高い水準を維持しているため、子育て世帯を中心とした人口構成がかほく市の強みとなっていることがうかがえます。

調査年 かほく市人口 主な特徴
平成22年 約3.4万人 合併後の人口安定期
平成27年 34,219人 微減から横ばい水準
令和2年 34,911人 前回比3%程度増加
令和6年推計 年少14.0% 県平均上回る若年層

世帯数の推移とかほく市の暮らしの変化

かほく市の世帯数は、平成以降おおむね増加傾向が続いています。
例えば平成20年時点で約1万1千世帯だったものが、近年の住民基本台帳では1万4千世帯台となっており、長期的に見ると着実に世帯が増えています。
一方で、国勢調査に基づく1世帯あたり人員は、平成の初め頃には3人台後半でしたが、直近では2人台後半まで低下しています。
このように、世帯数の増加と世帯規模の縮小が同時に進行していることが特徴です。

世帯規模の縮小の背景には、核家族化の進行と、高齢者のみ世帯の増加があると考えられます。
県統計資料では、かほく市の1世帯あたり人員が昭和の時点で4人台だったのに対し、平成以降は一貫して低下しており、最近では2人台後半にとどまっています。
また、国勢調査や市の統計では、高齢化率の上昇が確認されており、高齢夫婦のみ世帯や、子どもが独立した後の夫婦のみ世帯が増えている状況がうかがえます。
そのため、同じ人口規模でも、暮らし方や家族構成は大きく変化していると言えます。

さらに、市の統計によると、近年は人口が横ばいから微増傾向で推移する一方、世帯数は毎年増加しています。
例えば、令和2年から令和5年にかけて人口が約3万5千人台で推移する中、世帯数は約1万3千世帯から1万4千世帯超へと増えています。
このことは、単身世帯や夫婦のみ世帯など、少人数世帯が増えていることを意味し、住宅需要が細分化している可能性を示しています。
住まい選びにおいても、大きな一戸建てだけでなく、少人数で暮らしやすい間取りや立地へのニーズが高まっていると考えられます。

指標 過去の状況 直近の傾向
総世帯数 緩やかな増加 増加ペースやや加速
1世帯あたり人員 3人台後半水準 2人台後半水準
家族形態 三世代同居中心 核家族・少人数世帯

将来の人口見通しかほく市で暮らす際の視点

かほく市の将来人口については、国立社会保障・人口問題研究所が公表している地域別将来推計人口で、中長期的には緩やかな減少が続く見通しとされています。
一方で、世帯数はしばらく横ばいから微減となり、人口の減少ペースほどは下がらないと推計されています。
これは、世帯人数が小さくなることで、人口が減っても一定の住戸需要が続くことを意味します。
そのため、将来を見据えて住まいを検討する際には、単に人口総数だけでなく、世帯数や世帯構成の推移も合わせて確認することが重要です。

公的推計では、今後かほく市の年少人口は徐々に減少し、生産年齢人口も少しずつ縮小していく一方で、高齢人口の割合が高まると見込まれています。
こうした動きは、医療や福祉、買い物環境などの生活インフラへの需要が変化していくことにつながります。
また、世帯人数の減少により、同じ地域内でも必要とされる住宅の広さや間取りのニーズが変わる可能性があります。
このように、人口構造と世帯の姿が変わることで、暮らし方や求められる住環境も少しずつ移り変わっていくと考えられます。

少子高齢化が進むと、地域コミュニティにおいては、高齢者同士や高齢者と子育て世帯が支え合う関係づくりが一層大切になります。
一方で、単身世帯や夫婦のみ世帯が増えることで、近隣とのつながりが弱まりやすい面もあるため、防災や見守り体制の整備が課題になりやすくなります。
住まい選びの際には、自治会や地域活動の状況、防災拠点へのアクセス、日常の買い物先や医療機関との距離などを、将来の人口や世帯の姿と重ねて確認しておくと安心です。
こうした視点を持つことで、長く暮らしやすい住環境かどうかを判断しやすくなります。

確認したい項目 チェックの観点 住まい選びへの生かし方
将来人口と年齢構成 年少人口と高齢人口の割合 子育て環境や福祉環境の見通し
世帯数と世帯人数 単身世帯や高齢世帯の割合 住宅タイプや間取りのニーズ
地域コミュニティの状況 自治会活動や見守り体制 防災力や安心感の評価材料

まとめ

かほく市は人口が大きく減っていない一方で世帯数が増え、暮らし方の多様化が進んでいます。
少子高齢化や世帯人数の減少は、将来の生活環境や地域コミュニティ、住まい選びにも影響します。
今後の人口・世帯の見通しを踏まえて住まいを検討することで、資産価値や暮らしやすさを両立しやすくなります。
当社では最新データをふまえたエリア特性や住まい選びのポイントを丁寧にご説明します。
かほく市での住まいや不動産について気になることがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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